当社は1968年(昭和43年)、半導体によるICリードフレームの専門メーカーとして創業しました。当社がICリードフレームを製造するに至った動機は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の「アポロ計画」で開発された宇宙ロケットの制御用超小型コンピュータが出現したこととでした。ICの世界は技術革新の世界であり、今なお日進月歩の進化を遂げています。
当社ではICリードフレーム関連の研究開発に力を注いで業績を伸ばす一方、自動車の電子化の流れに対応したエンジン関係部品をはじめ、競争力の高いハイレベルな部品加工生産へと徐々に事業を転換し、現在では売上の多数を自動車関連が占めています。自動車産業界は21世紀においても安定成長を続け、当社の培った応用技術を十二分に活かすことのできるフィールドだと考えています。
当社は、常に時代の先を見通して次の基礎的な研究開発を推進し、お客様のニーズに対応しながらさらなるご満足を頂くことを目標にしています。お客様第一主義の例として、当社の機械設備は万が一に故障が発生した場合でも、早期復旧できるよう社内技術者の手による100%自社製品を使用しています。これからも技術開発でグローバルな時代を勝ち抜くと同時に、地球規模のエコロジーへの取り組みに徹し、明るい未来を築き上げる所存です。